The Report Card 

0689845243The Report Card
Andrew Clements
Aladdin Paperbacks 2005-12-27

by G-Tools
(総語数30,947語 YL4?)

Andrew Clementsの作品です。

Noraは小学5年生で、IQ180以上の超天才少女!
ところが、彼女が取った通信簿の成績はCが1つにあとはオールD。しかし、この成績は彼女がある計画を始める下準備だったのです。わざと悪い点を取った理由とは・・・。そして、学校の先生や両親、学校の友達に投げかけた波紋の行方は・・・。


邦題「ユーウツなつうしんぼ」です。
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平成17年度優良図書(高学年)に推奨されているようで、書評にはまだ登録されてはいなかったのですが、読んでみました。
テストとは、成績とは・・・??
みんな点数をとるために必死になっている。そして、勝った負けたとみんな争っている・・・。
いい点をとることが全てなの??

成績がよい子が全て優れているという、大人や社会が嫌いなNora。
子どもの視点から、学力偏重主義へ一石を投じているという感じがしました。
Andrew Clementsは小学校の教員の経験があるとのこと。随所にアメリカの教育現場のリアルな姿がさらっと描かれていました。実は、Clements自身が教育現場にもいろいろなメッセージを伝えたいのかな〜なんて深読みしてしまいました。

始めの30ページは状況説明が多かったので、なかなか頭に入ってこなかったのですが、両親に通信簿を見せるシーンから、あとは一気に最後まで読み進めることができました!
いろんな出来事がテンポよくおこり、爽快に読み進めることができるのがこの作者のいいところかもしれないですね。

日本でも優良図書に指定されているのも分かる気がしました。
とにかく、いろいろと揺れ動いている日本の教育現場。
この本に書かれていることは極端な一例かもしれませんが、子どもたちだけでなく大人である私たちにもメッセージが込められている気がします。大人が読むと、また違ったとらえ方ができるかもしれないですよね。母の立場で読むと、反省すること大でした。(苦笑)


今回は読み進めながら、アメリカと日本との学校との違いをいろいろ感じることができました。
微妙に違っていて、おもしろい。。。

まず、小学校なのに教科ごとに先生が違っていてびっくりしました。(しかも教科もいろいろあっておもしろい。)Jigsawくんなんかを読むと低学年は担任の先生がいろいろ教えてくれるみたいですが、高学年は違うのかな?と思いました。日本でも高学年は一部教科担任制かもしれませんけどね〜;;なんだか中学校ぽいなぁっと思ってしまいました。
それからReport Cardをもらってからも学校に通っているのがなんか不思議で・・・。日本では終業式の日通信簿をもらったら学校なんていかないですよね〜;;Report Cardというのがどんなものなのか実際見てみたい気がします。
それから、またでてきたのはロッカールーム。
ティーンものでは、必ずロッカールームで事件がおこり、恋ネタがあるんですが、いったいどんな部屋なの??って思ってしまいます。
ランチタイムの過ごし方もなんだか違うし、校長先生には必ず秘書がいるし、いろいろあげていたら、たくさん違いがでてきます。。。現地の学校を実際に見てみたい気がします。

アメリカの学校のことといえば、児童書を読み始めて一番不思議だったのは学校制度でした。
日本は6-3-3制と決まっていますが、アメリカはどうも違うらしいというのは、児童書を読み始めて知りました。1年生から12年生まででてくるから、なぜだろう・・・と思っていたら、「ミステリではじめる英語100万語」に詳細が書かれてあって、ようやく納得できました。
州によっては、5-3-4制や6-2-4制も多いようですよね。(だから中1とか書けないのか・・・と。)
私が読んだティーンものの話は、みんな9年生(14歳)が高校1年生の話ばかりでした。そういえば6年生で中1もあったかな。
などなど、ちょっとしたことですが、いろいろなことを知っていたら、より一層多読が楽しめそうですよね。
アメリカの学校、そしてイギリスの学校の様子がどんな感じなのか、機会があればもっと詳しく知ることができたらいいなと思いました(*^_^*)


総語数累計:2,354,532語

コメント

りあさん、こんにちは♪

気になるあらすじですね〜。
この作家さんもブッククラブや本屋さんで
手にとってみることが多いです。

それにしても
原書と邦訳の表紙の雰囲気がえらく違いますね(笑)

☆すいかちゃんへ

すいかちゃん、こんばんは!

表紙、いわれてみれば。。。邦訳のものは素朴ないかにも〜〜って感じですが、原書はしゃれてますよね(笑)Andrew Clementsの本の表紙っていっつも誰かがクローズアップされてるような感じの絵なので、ひときわ目立ちますよね。
この話、極端な感じはするのですが、でてくる親の反応がおもしろかったです。機会があったらぜひぜひ読んでみてくださいね♪

気になる!

りあさん、こんにちは!
やはり子を持つ親としては、この本、かなり気になります!
子供が成長してくるにつれ、勉強さえ出来ればいいのか? 遊びの時間を削っても勉強? でも遊んでばかりでもダメ? 子供にとって何が一番大事なんだろう・・・などなど悩みが出てくるので・・・。
表紙の雰囲気だと、原書のほうが100倍魅力的ですねぇ〜〜。

*Rosie*さんへ

*Rosie*さん、こんばんは!

子どもがいると悩みはつきませんよね;;
赤ちゃんのときは赤ちゃんなりの悩み。そして、成長したら成長したなりにいろんな新しい悩みが増えてきますよね〜。私も子どもには何が一番大切なんだろう・・・って日々考えてしまいます!
この話、極端な面はあるけど、うんうんと頷ける面もありました。ここに出てくるような親になりそうだけど、ならないように気をつけよう^^;;;と思ってしまいました。

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